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民間の教育ローンと国の教育ローン

子どもの大学入学などによって教育関連で大きな支出が必要となる場合に、多くの方が利用しているシステムが教育ローンです。
教育ローンは教育に特化した目的別ローンと言う事で、カードローンなどに比べ低金利が魅力で銀行や信用金庫、信販会社、労働組合など民間の多くの金融機関で取り扱っています。
また、保険会社が取り扱っている学資保険に加入して、いざと言う時の為に備えると言うケースも少なくありません。
もう一つは政府が100%出資する政策金融機関である、日本政策金融公庫が扱う教育ローンと言う選択肢です。
これは大学進学などによる家計への経済的負担軽減及び、経済的事情で教育機会が失われる状況の救済目的で、1979年に始まったシステムです。
当初は入学費用を融資する進学ローンとして始まりましたが、1991年からは在学中の費用も融資対象となり、用途が増えた事により融資件数も増えていますが、融資限度額は民間の教育ローンに比べると低めになっています。

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